箱庭遊び

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灰色と青

仕事で幼なじみの話を書いていました。


ふと目にしたツイートで、
米津玄師さんと菅田将暉くんが歌ってる『灰色と青』という曲が
離れ離れになった幼なじみを歌った曲、というのを見かけた。


聴きながら、
小学校の時、仲良くしていたあの子を思い出した。


幼なじみという間柄でもない。
学校にいる時しか遊んでいなかったけど、とても仲が良かった。


あるとき彼女が転校することになって、
たしか掃除中にそれを告げられた。

たぶん、すごく遠くの県に行くと言っていたと思う。



彼女は廊下の雑巾がけをしながら、
「だから、私たちの縁は今日ここできっぱり切ろう!」
と、妙にはっきりとした口調で言って、


それにたいして、わたしは
「うん、わかった!」
と、やっぱりはっきりした口調で返してしまった。



本当に良かったのだろうか、と思っている間に、
彼女はいなくなってしまった。

クラスも違ったし、家も知らなかったので、
いつ転校していったのかすら、知らないままだった。



未だに思うのは、
あの時、
「嫌だよずっと友達だよ」
と何故言えなかったのだろう、ということ。


彼女があまりにもきっぱり言うので、
「わかった」と言う他ない、と思ったのかもしれない。

ここで縁が終わる、という言葉の響きが、なんとなくかっこいいと思ったのかも。


今となっては分からないけど、
もしあの時、嫌だと言ったところで、おそらく友達関係は終わっていたと思う。


もっと仲の良かった子が転校したとき、
最初こそ連絡を取っていて、長期休みには遊びに行ったりもしたけれど、
大人になる途中で、結局縁は途切れてしまった。


彼女には、そんな未来が分かっていたのだろうか。










※仕事の修羅場は明けたので明日から通常記事更新再開します